羽毛ふとんの生地について
糸の太さ織り方によってしなやかさ、フィット感が違います!!
生地の柔らかさは、糸の太さ(番手)が大きく影響しています。
(富士ドンスでは、生地に番手を表示しています。
例60/1×60/1 60以上ですとガサガサ音は致しません。)
番手=糸の太さとは
・基準重量1ポンド(約430g) 単位長840ヤード(約763m)
の長さの糸の太さ。
→1番手
例:40番手は1ポンドの糸が840ヤード×40=33,
600ヤードの長さの糸の太さ。
80番手は1ポンドの糸が840ヤード×80=67,200
ヤードの長さの糸の太さ。
※番手が大きくなれば、糸は細くなります。
したがって、生地は柔らかさを増します。
・60/1×60/1と表示してありますが?
たて糸に60番手の単糸、よこ糸に60番手の単糸で織った生地
を示します。
単糸→数本の糸を1本に撚り合せたものを単糸と呼びます。
・160/2×240/2と表示してありますが?
たて糸に160番手の双糸、よこ糸に240番手の双糸で織
った生地を示します。
双糸→2本の単糸を1本の糸に撚り合せたものを双糸と呼びます。
生地の織り方
(織り方でも柔らかさが変わってきます!)
●平織り
タテ糸とヨコ糸が1本ごとに規則正しく上下入れ替わりながら組織さ れたもの。もっとも単純な糸の組み合わせで、表裏が同じです。
●特徴
・平坦で丈夫な組織である。
・糸密度を多くすることが出来ず、糸間の隙間が
大きい。
・風合いは硬く、厚地にできない。
・摩擦に強くい。
●綾織(ツイル)
タテ糸とヨコ糸がたがいに2本以上とんでは交差
し組織することによ って、斜めの方向に●を、綾
目あるいは斜文線といいます。
●特徴
・平織に比べ糸密度を大きくでき、糸間の隙間が少
ない。
・柔軟な風合いでしわがよりにくく、厚地にでる。
・摩擦には弱くなるが、光沢に富む。
●朱子織(サテン)
タテ糸とヨコ糸が、4本以上とんでから交差して
組織し、しかもその交 差して組織し、しかもその
交差する場所(組織点)が互いに隣接しな いよう
に規則的に配置された組織。
●特徴
・強い光沢を持つ。
・糸密度が高く、糸間の隙間がほとんどない。
・摩擦に弱いが、最も柔軟で、厚地にできる。
・5枚朱子、8枚朱子、10枚朱子、裏朱子などが
ある。
生地素材について |
超長綿→紡績用綿花のうち3.5センチ以上の超長繊維長で、繊維が長いと紡績
する時、それだけ継ぎ目少なくなり、細番手の強い糸を紡ぐ事が出来
ます。軽くて非常にしなやかです。
糸の太さ、織り方によって生地のしなやかさが違います。
見て、来て、さわってお確かめください!!
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